私は以前、いろいろなビジネスマンと森の話をしたことがあります。森の手入れをすると鳥が増える、花や木の実が増え、キノコが採れるなどなど、本当にたくさんの内容を語り、彼らが感動してくれていることが私にも伝わってきました。ところがその中の一人がこう言い放ったのです。
「うちの会社にはもっと広い森があるけれど、手入れをしたって金にはなりませんから、やりませんね」
その一言で私の一時間半の努力が水の泡になりました。実はこういう発想こそ、いまだに日本のビジネスの主流であることが事実なのです。悔しいですよ。すぐにお金にならないことは放り出しておく。自分のトイレを掃除しないのと同じことです。
asahi.com:朝日新聞就職・転職ニュース「意識の中にも自然を取り戻せ」C・W ニコルが語る仕事-2 から2008年2月17日20時13分に引用
C・W ニコル氏は弊社事業にも理解を示して下さった方だ。エコロジー論議に賛否両論あることを認識した上で、私個人は「エコがカネになるしくみづくりを!」と強く思う。
HTBがお手本にした「究極のリサイクルシティ」江戸は、行政が介入せず市税もないという『都市』だった。ではそこで、現在のゴミ回収や下水などの資源行政はどう行われていたのか。答えは簡単、民間の活力/略して民活だ(懐かしいコトバだな おい)。
し尿は農家が肥料として買い取ったし、古紙や古布もまた業者が買い取った。それも企業がやるのではない。個人対個人、あるいは個人経営の商店・対・消費者の直接取引だ。
リサイクル・リユース・リデュースの仕組みをいつまでも善意や自己満足だけに任せていては、企業の将来はないだろう。なぜなら、資源枯渇による経済の衝撃をまともに喰らうのは消費者、そしてそのツケを払うのは企業だからだ。
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