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September 01, 2006

「あと一歩だけ、前に進もう」。

ほとんど“這いずるように”毎日を過ごした八月が終わり、九月になった途端に寝込んだ。
自分がおかしいと気づいたあの年の夏と同じ、クソ暑い季節になると途端にキツくなる。それでも少しずつ快方に向かい、今年はやっぱり少しはマシになってるなぁと思いつつ、しかしなお身体がキツい事に変わりはない。
そんな中で、しがみつくように“やりたい事”を見つけ、でもそれに疑問を感じつつ、自己満足じゃないかと疑念を抱いたりそんな自分を奮い立たせたり、している。

そんな中、Amazonで予約していたCDが届いた。

Progress [Maxi]/kokua
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソングだ。kokuaはこの番組のために結成されたユニット。歌は、スガシカオ。
“プロ中のプロ”とされる第一線の人たちが、それでもやはり挫折や壁を感じつつ、それを乗り越えていく姿を描くドキュメンタリーは、どこかで私を“引っぱり上げてくれる”。そんな番組中で流れる印象的なテーマソング。だから着メロにもしたし、それを目覚ましに設定してもいる。そんなわけでCDも買った。やっぱり、良い。今もリピートで聞いている。

「あと一歩だけ、前に進もう」。

もうひとつは、ディマクコンダ(DVD付) [Maxi]/山田耕平
TBS系TV「ブロードキャスター」ほかで紹介された、『アフリカ南東部のマラウイ共和国で、エイズの感染拡大防止を願い、日本人青年が歌う曲が、大きな注目を集めている』というニュース。───その、唄。
国際協力機構(JICA) の元青年海外協力隊員、山田耕平。派遣先のマラウイで、「結果を知るのが怖い、現実に向き合うのが怖いから、それを先延ばしにして、エイズ検査を受けない───、という若者の実態が、エイズ感染拡大の一因になっている」という現状に「待った!」をかけるために、たったひとりで始めた啓発活動。
それが見事に実を結び、マラウイでは音楽番組のヒットチャートで1位となり、レコード大賞にもノミネート。ついには日本でもCD+DVD(マラウイでのPVが納められている)が発売されたのだ。
『ディマクコンダ(Ndimakukonda)』はマラウイの公用語チェワ語で「愛してる」という意味。愛しているからこそパートナーのためにも勇気を持ってエイズ検査を受けようと呼びかける内容だ。
日本は、先進国にあるまじき、エイズ感染が拡大傾向にある国だ。その原因は無関心、あるいは結果を知るのが怖いという不安。『カレの元カノの元カレの元カノの…』という啓発CMにもあるように、どこかで見知らぬ誰かと繋がっているということに想像力が働かない人々にあるという。それが、パートナー間での感染というマズい結果を生むのだ。
彼の歌は、その現状にも「待った!」をかけるかも知れない。何より、このCD販売の収益の一部は、マラウイ共和国におけるVCT設立費用として寄付されることが決まっている。───彼は今も、その“夢”のために駆け回っている。それを少しでも応援するために、そして何より、「たったひとりから始まった大きなムーブメント」を自分に教えるために、このCDを買った。

「あと一歩だけ、前に進もう」。
2枚のMAXIシングルで、自分にそう言い聞かせる、半月の朔日(ついたち)。

山田耕平 公式ホームページ http://kohei-yamada.com/
オフィシャルブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kohei_ndimakukonda

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