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2005.01.01

地球という惑星(ほし)

『生きる事に意味などない。しかし、生きる事に価値はある。なにものにも変え難い、貴い価値が。』
 ───これが、最近思っていること。
 


年末年始は、見逃したNHKスペシャルがリピート(再放送)されるのでステキです。
2005年のタノシミは無論「新・シルクロード」なのですが、なにげなく録画した「地球大進化」を見て、すげー感動しました。

「あなたのなかには、地球46億年の大変動が隠されている」
"母なる地球"と思われてきたこの星は、大変動を繰り返す"荒ぶる父のような星"で あった。生命はその大変動による絶滅の危機を何度も乗り越えてきた。私たちの祖先が微生物から人類へと進化してきた背景にも、地球大変動というドラマが隠されていたのだ。このシリーズは、最新の科学と映像技術を駆使して描く、人類へと至る壮大な旅である───。(公式ホームページより)


生命が誕生したのちも、地球には、映画「デイ・アフター・トゥモロー」や「ディープ・インパクト」どころの騒ぎじゃない大災厄が降り注いだ。本州ほどもある巨大隕石の衝突。そして、全球凍結。地殻がはがれてめくれあがるほどの爆発でも、太陽表面に匹敵する数千度という岩石蒸気に覆われて海水が一滴残らず蒸発し、むきだしになった深海底すらマグマのように溶けてしまっても、そして氷河期をはるかに凌ぐ1000メートル以上の深海まで凍りつく氷点下50度の氷地獄と地球が化しても、私達につながる生命は、完全な絶滅をまぬがれるべく、地中で、あるいは灼熱の火山の中で、生き続けた。
「ご先祖様はファイトした。戦って、戦って、戦って───、生き延びて、生き延びて、生き延びて・・・。そして今、俺が此処にいる」(ナビゲーター・山崎勉氏のセリフより)

ひとりの人間の後ろには、父と母、ふたりの産みの親がいる。その親の後ろにはまたふたりずつ、祖父母たちがいる。その祖父母たちの後ろにもまた・・・と辿っていくと、自分という存在は、過去数百人、数千人の人々の大代表だということになる。その<存在>がどれほどユニークなものかは、DNAという記号で表される。それはほとんどの場合、ひとつとして同じものがない。あっても、その発現の仕方は微妙に異なってくる。個性という差異、経験という違いが、さらにそれに加わる。

そう、あなたという存在は、あなたしかいないのだ。

大事にしましょう。なんたって、構想46億年、制作20万年の、超大作なんですから。 

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