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2005.10.03

笑いは妙薬。

もしも、何をやっても、例えば良い事をしても、その後「猛烈な罪悪感にさいなまれる」としたら、どうしますか。
人に道を聞かれて教えてあげた、スーパーで店員のカートに道を譲った、会社で業績をあげた、人に丁寧に対応した、原稿をWebにアップした、etc.、etc・・・
およそ「いい事をした♪」と思ってしかるべきな事でも、「あぁ!私はなんて事をしてしまったんだ!」という念に襲われ、しまいにはフィジカルな痛みまで伴って「慚愧に堪えない」という感情に押しつぶされそうになる。
変でしょ? おかしな反応でしょ? あきらかに「間違っている」。わかっているんですけれど───、これがねぇ、「気が狂う」ってものなんですよ。

そりゃあね、私も若かりし頃(笑)、「狂気に陥る」ってヤツに、ちょいとロマンティックな、ある意味ゴスロリもの的な憧れってヤツ〜?(苦笑)を抱いた事もありますがねぇ、実際はそんなアマいもんじゃない。周囲はどうあれ、狂った本人はシアワセだろう・・・と思いがちですが、本人だってキツいのよ、やっぱ。
主治医に相談しても、アタマ抱えられたしね、この異常な心的反応は。───そういうわけで、やりすごすために午前中はクスリ飲んで寝てました。とほほ。
(桐生とかが誤解してるみたいなんですが、私が出してもらってる抗うつ剤は「平常レベルを保つ」ものであって、「今ある苦痛を取り除く」ものじゃないのよ)

まぁ悩んでいても治るものでないので(をい)、気分転換にお笑いのDVDを見る事に。
『波田NEW陽区 ! ~アメリカからオファー来ちゃいました斬り~』
見ての通り、『ギター侍』こと波田陽区のお笑いライブDVD。といっても通常のライブじゃない。ニューヨークを愛するあまり、当初「波田ニューヨーク」と名乗っていた彼が、お笑い仲間の応援を武器に、なんとニューヨークでの単独ライブを英語で決行! 果たして彼のネタはアメリカで通用するのか!?というシロモノ。
『英語でしゃべらナイト』のパックンマックンやデーブ・スペクターにアドバイスをもらいつつアメリカ向けのネタを作り、ニューヨークでの単独ライブに挑戦した波田陽区。挑戦の意気込みや、実際のニューヨークを見ての浮かれ具合もさることながら、やっぱ───ネタが面白かったんです。英語の表現的にも面白かったしね。で、買っちゃいましたDVD(レンタル禁止なのね、お笑い系は)。

この間(土曜の午後だったかな?)TVでやってたんですよ。ま、ぶっちゃけ内容はそれと同じだったんですけど、やっぱり面白かった。観客のノリとかね。「〜って言うじゃない? でもアンタ・・・」の部分をいつの間にか観客みんなも唱和してたりして、スゲあったかいの。「一緒に楽しもう!」ってノッてくれる観客はいいね。仕事がら『演者が去った後では褒めるけど、ライブの最中には無表情でなんと無拍手・無反応』というお客さんをよく見かけてメゲるので。怖いよ〜、こういうヒトを相手にストリートパフォーマーに演技してもらうのは。申し訳ないっす、物凄く。それが自分にもトラウマになってるのかなぁ、ってそれは置いといて。
だから波田陽区のライブに来てたお客さんの反応は嬉しかった。波田陽区なんて当然知らなくても、彼の英語がつたなくても、ネタのおかしさにゲラゲラ笑い、手を叩いて「あるある!」ってウケまくり、しまいには「〜って言うじゃない? でもアンタ・・・(※英訳されている)」の大合唱で、息を飲んでオチを待つ。そして爆笑と拍手。ステキ! ニューヨーカー。

『お客さんの喜ぶ顔が見たい』・・・これって万国共通だよなぁ。そして、喜んだお客さんから「ありがとう、またよろしくね」って言われるのって、幸せだよなぁ、と、ちょっと元気を分けてもらったりしたのでした。

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