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2005.11.08

緑の墓標

■故人のDNAを含む木を「生きた墓標」に■

福原志保氏らが設立した英バイオプレゼンス社は「人の他界後もそのDNAを生き続けさせる」方法を提供しようとしている。故人の皮膚から採取したDNAを木の細胞に保存してそれを育てれば、成長した木は、すべての細胞に元の遺伝情報が含まれる「生きた墓標」となるのだ。最初の試みは日本の桜の木で行なわれる予定。
[WIRED NEWS (2005/11/08) /Culture] > 全文を読む

ライフジェム社の『遺骨からダイヤモンドを』(Myブログ>『灰とダイヤモンド』も参照)というサービスと、どちらがいいかと言われたら私は迷わず「生きた墓標」と答える。最初の試みが桜とは、なんとも日本人好みの話じゃあないか。欧米ではさしずめリンゴの木がそれにあたるのかも知れないと、記事を見て思った。

例えて言うなら、故人の樹は「記憶」とか「残像」、そしてダイヤモンドは「証し」なのだろう。このダイヤモンドにも胸を打たれるエピソードが幾つかあるのは聞き知っているし、否定するつもりは毛頭ない。ふさわしい人はいくらでもいる。ただ私は、私自身は物的証拠よりも、漠然とした記憶を残す生き方がしたい、それだけだ。

「この樹には、あの人のDNAが残っている───」 それは想い出の樹に刻んだ名前に似て、どこか遠く、せつない、気がする。

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