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2007.01.18

めまぐる。

「いつもと同じこと」をいつもと同じように出来てさえいれば、調子は悪くない。問題は、そうそう毎日が「いつもと同じ」というわけにはいかないことだ。

今の会社に入社以来、ほんとうに、ほんとうに世話になってきた方が、長崎を離れると聞いた。今日は長崎市内でその送別会。師は私をザルだと思っているため、酒を断って余計な心配をさせたくないなと考えていたら、売り上げにもなるからとタクシードライバーの弟が送迎してくれることになった。

これでアシの心配はない。
それにしても、気は重い。「いつもと違う」ことをするのも億劫だし、なによりその方が行ってしまうのが寂しい。以前に奥様の葬儀でお会いした時には、恰幅のいい「ゴッドファーザー」がげっそりと痩せていらして不安になった。今はどうなんだろう、と考えるとまた心配になる。寝込みそうなくらいだ。

それでも何とか支度をし、のんびりやって来てくれた弟のタクシーに乗り込む。途中、『同期の桜』がタイミング良く「今どこだ」と電話して来たのでヤツも拾い、会場に向かった。

でも、師は元気そうだった。還暦すぎてもう一花咲かせるんだと、新しい事業のために函館に行くのだそうだ。懐かしい面々も揃っていた。昔の話をし、大いに盛り上がり、私は師へのはなむけに、TOKIO/中島みゆきの「宙船(そらふね)」を雄々しく(笑)歌い上げてやった。メッセージは伝わったようだ。

会場にいた人は皆、会社で知り合った人たちだったが、今でも会社にいるのは、私ひとりだった。それでも、そんな私を同期は『戦友』と呼び、向かう先は違っても最善を尽くしまた飲もうと約束した。

再び弟のタクシーを呼んだ頃には日付がとうに変わっていた。寂しいけれど、気持ちのいい飲み会だった。

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