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2007.06.18

帰ってきてしまったスズメのチュン。

Cimg0001_1先週、ウチの事務所にスズメの仔がやって来まして。
なんでも、我らがボスのお宅で屋根から落っこちてきて、巣に戻そうとしたんだけど無理で、仕方なく拾ったとか。その直前に、別のスズメの仔がボスの車に突っ込んで死んでしまい、それでまた・・・というのは嫌だったので「この仔だけでも」と保護したそうです。でも。
ハムスター用のケージの中でムスッとしたような顔でうずくまる仔スズメはエサをやっても食べず、困った困ったと唸っていました。ストローやスポイトでアワ・ヒエを口元に持っていっても嘴を開かない。でも逃げる気力もないらしく動かない、と。
「ヒナには練り餌がいいですよ」とワタクシ、持っていたマイクロダイエット(の類似品)を少々、水で練って与えてみました。
やっぱり口を開きません。与え方を変えてもダメ。───と、2時間くらいスタッフ3人であーでもないこーでもないとやっていたでしょうか。
ふと思い出したのが、名作マンガ「動物のお医者さん」。
あの中の「モズのヒナの“ポチ”」の回を思い出して、親鳥の足音をまねて2本の指先でケージの縁をトントン、とノックしたら。
途端にヒナはその音を目で追い始め、ついにはぴーぴー鳴きながら口を開けたのでした。

その後はもう、リアル『雛鳥』(My外法帖SS)。先の丸いピンセットで差し出す栄養たっぷりのダイエット食品を爆食し、次の日には前日のよれよれっぷりがウソのようにコロコロ太り、半時間毎に元気に餌を要求する元気な仔スズメになりました(^^;

奥様も昼は仕事に出ているボス宅。ヒナは朝からボスと一緒に出社し、夜はケージごと帰るという生活。息子さん達は「家族になったスズメのチュン」という本からとって「チュン」と呼んで可愛がっていたようです。

でも、野生の鳥を飼うわけにはいきません。ボスも「週末には親鳥が迎えに来るか外に出してみる」といって、連れて帰ったのでした。

そして週明けの今日。

帰ってきてしまったスズメのチュン、なのです。
(軽く予想はしていた)

聞くと、土曜日にチュンをリリースしたところ、1時間程 空中散歩(電線を400mほど渡り歩いて)して、帰って来たのだとか。それも、スムーズに帰ってきたのではなく、向かいの家の屋根に止まって鳴き続け、ボスが呼ぶのを待っていたそうなので、親元に帰れって言われたのにカゴに戻るのは、ちょっとバツが悪いな・・・と思っていたのかも? ───途中で、親鳥らしいスズメとやりとりもしていたそうなのですが、何があったんでしょう? 「いい人みたいだから、もうしばらくお世話になんなさい。おかーさん他の兄弟の面倒みなきゃなんないから」って?

そんなわけで、巣立ちはまだまだ無理の様です。
・・・なんかね、あの話の後も「ちゅんすけ」の世話で振り回される綾牙くんが目に浮かぶ(^^;

家族になったスズメのチュン―森の獣医さんの動物日記
竹田津 実
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5 たかがスズメと言うなかれ
5 動物の無限の可能性

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